シリコンの本当の実力|ノンシリコンとの違いと基礎入門

シリコンの本当の実力とノンシリコンとの違い 成分・素材

シャンプーで迷うのが、
「シリコン」と「ノンシリコン」どちらがいいの? という問題。

ノンシリコンを使って
「きしむ…」「まとまりにくい…」
そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。

シリコンはここ10年で大きく進化し、
使いやすさ・安全性・仕上がり の面でとても優秀な成分になりました。

「シリコンを上回る成分」は、
ほとんどありません。

「自分はどちらを選ぶべき?」
と思っている方は、
まずは本記事で
シリコンの基本をつかんでみてください。

意外と知られていない
「シリコンの本当の実力」を、
まずはやさしく整理していきます。

シリコンシャンプーとは?

「シリコンシャンプー」とは
髪の指通りを良くするための
「シリコーン」 が配合されたシャンプーのことをいいます。

このシリコーンは、主に
シリコーンポリマー(通称:シリコン) と呼ばれ、
髪表面に薄い膜を作り、なめらかさやツヤを与えてくれるものです。

美容では「シリコーン」の「ー」を省略して「シリコン」と呼ぶことが多く、
シリコン=シリコーン として扱われています。

また「シリコーンシャンプー」
「シリコーンポリマーシャンプー」も言いにくさのためか
「シリコンシャンプー」と呼ばれます。

シリコーンの主な効果

  • 髪同士の摩擦を減らし、指通りをなめらかにする
  • キューティクルを保護し、ツヤを与える
ポリマーの基本説明

誤解されやすいポイント

誤解されやすいポイント
・シリコン(ケイ素)=元素。自然界に存在する物質
・シリコーン(ヘアケア成分)=髪のコーティングに使う化合物。人工的に作られた合成化合物

この2つは別の物質です。

成分表では、「シリコン」という名前ではなく、以下のような名称で記載されています。

  • ジメチコン
  • シクロメチコン
  • アモジメチコン
  • フェニルトリメチコン
    など

ポリマーって何?

配合されるシリコーン成分の中心となるのが シリコーンポリマー です。

ポリマーとは、モノマー(小さな分子)が
たくさん結合してできた
「長い鎖状の高分子」 のこと。

  • モノマー(monomer) … 1つ1つの小さい分子
  • ポリマー(polymer) … そのモノマーが多数つながったもの

シリコーンは、ポリマー構造になることで髪に均一な膜をつくり
指通り・ツヤ・まとまりを大幅に改善できるようになります。

シリコーンポリマーの説明

ノンシリコンとシリコンどちらがいい?

どちらが優れているとは一概に言えません。

シリコンとよく比較されるノンシリコン
どちらを選ぶか迷う方も多いと思います。

結論としては
「はっきり言えないのが答え

情報や使う方の髪質、肌の状態、そして理想の仕上がりなど、様々な要素で左右されるからです。

一般的に言われている情報もありますが、流行り(ブーム)的な要素も含まれています。

ブーム(流行り)を乗り越えた進化

シリコンの黒歴史をイメージ

「シリコンの黒歴史」
と呼ばれる時代背景があります。

シリコンの評価の低迷期です。

これは、成分そのものよりも当時の技術や誤った使い方でシリコーンが流しにくく、
過剰に髪や頭皮に残りやすい処方、商品があったこと。

それに伴う誤解や
情報不足とブーム的な影響が原因です。

近年は技術が進化し、デメリットを大きく改善した製品が主流 になっています。

効果を判断するタイミングに注意

「新しいシャンプーの本当の効果はすぐには出ないという点。

新しく変えたあとは、毎日シャンプーしても効果が出るまで一週間以上かかります

前に使っていた成分が髪に残っているため、直後は本当の効果ではありません。

真の評価は、
前の成分が洗い流されてから です。

ただし、共通の大切なポイントは
製品に必ず記載されていますが、
肌や頭皮に合わない場合は使用を中止 してください。

シリコンのデメリット

髪をコーティングするイメージ

シリコーンは髪をなめらかにする
便利な成分ですが、
種類や髪質によってはデメリットのように「感じる」場合があります。

「感じる」デメリット

現代のシリコーンは
・残りにくい
・流しやすい
・シャンプーで簡単に落ちる
ように設計されています。

一部のシリコーンは条件によって残りやすいことがあり、蓄積したように感じる場合があります。

例としては

  • アモジメチコンなど吸着しやすいタイプ
  • しっとり系の濃い処方
  • 洗い流し不足

などが重なると、
「ちょっと残っているかも?」と感じることがあります。

これはシリコーンに限らず、
どんなコーティング成分でも起こりうる現象です。

そのため
・髪や頭皮に「蓄積したように感じる」
・細い髪・ボリュームが欲しい人には「重く感じやすい」
など使う方によって「感じる」デメリットがあります。

頭皮ケア目的では使われにくい

現代はシリコーン自体が毛穴を詰まらせるわけではありません。

しかし、シリコーンの役割はあくまで
・摩擦を減らす
・髪をコーティングする
という “毛髪ケア” が中心。

目的が異なるため
頭皮ケアアイテム(育毛・頭皮美容液など)にはほとんど配合されません。

まとめ

成分の分子をイメージ

「シリコンの本当の実力」
過去の「黒歴史」を乗り越えて技術が進化し、安全性も仕上がりも大きく改善されました。

現代のシリコンシャンプーもノンシリコンシャンプーも性能が向上しており、
どちらにもメリット・デメリットがあります。

大切なのは「どちらが良いか」ではなく、
あなたの髪質・悩み・求める仕上がりに合っているかどうかです。

新しいシャンプーの効果は1週間以上
前の成分がなくなるまで)使い続けてから判断することを忘れずに。

あなたにとっての 「最強の相棒」 を見つけることが、美髪への近道です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました