自分の髪質を、把握していますか?
本来の髪質を知ることは、
ホームケアのやり方や商品の選び方の大きなヒントになります。
ダメージを受けた髪を、
本来の自分の髪質だと勘違いしてしまう方は少なくありません。

直毛だから関係ない、それは間違えだよ。
「くせ毛の方」も
現在「直毛の方」も役に立つ情報だよ。
クセで悩んでる方も、ダメージが原因であることが多く見られます。
もちろん直毛の方が、ダメージによって急に強いクセになることはありませんが、
本来は弱いクセが、ダメージによってクセが強く見えてしまうことは珍しくありません。
ホームケアをして、まとまりが出たり扱いやすくなったと感じるのは、自分の本来の髪により近づいた証とも言えます。
強いクセ毛は
「ダメージ」が原因かもしれません。
この記事では、
髪のクセを理解するために、
代表的なクセの種類を紹介しています。

クセだと思ってたのが
「えっ!」
「ダメージかも」って気付くこともあるよ。
毛質のタイプを把握することで、
今までとは少し違った
ケアのヒントが見つかるかもしれません。
クセ毛の原因

髪質の悩みは
その人にしかわからないものです。
100人いれば100通りの髪質があり、
クセの出方も人それぞれ違います。
一般的に、くせ毛の割合は全体の7〜8割とも言われており、
「完全な直毛」の方は少数派です。

日本人はもちろん
世界的にみてもクセ毛は多いよ。
人種別によっては、ほとんどがクセ毛の方も。
更に「完全な直毛」は少なくなるよ。
クセ毛の原因は、
生まれつきの「先天的な原因」と、
日々の生活で生じる「後天的な原因」の
大きく2つに分けられます。
先天的な原因(生まれつきの要因)
毛穴のゆがみ
・毛根の形が曲がっていると、生えてくる髪の毛も曲がってクセがつきます。このゆがみ具合でクセの強さが決まります。
・毛穴の形は遺伝することが多く、両親のどちらかがクセ毛だと、高い確率で子供にも遺伝すると言われています。
髪内部のゆがみ
・髪の内部にあるタンパク質の結合(シスチン結合)のズレや、水分を吸収しやすいタンパク質と吸収しにくいタンパク質(コルテックス)の分布が不均一になっていることが原因です。この不均一さが、特に湿気の多いときにうねりを強くします。
後天的な原因(後から生じる要因)

後天的な原因。ここは!
重要なポイントだよ!
改善できる可能性があるよ。
●加齢→ 年齢を重ねることで髪が細くなり弾力が低下し、髪をまっすぐ保つ力が弱くなることで、うねりやクセが出やすくなります。(エイジング毛)
●ホルモンバランスの変化→ 思春期、出産後、更年期など、ホルモンバランスが大きく変化する時期に髪質が変わり、クセが出ることがあります。
●髪のダメージ→ カラーやパーマ、紫外線、ドライヤーやヘアアイロンの熱、濡れた状態での摩擦などによって髪がダメージを受けると、髪内部のバランスが崩れ、クセが出たり強くなったりすることがあります。
●生活習慣の乱れ→ 栄養バランスの偏りや睡眠不足、ストレスなどにより、頭皮環境や髪に栄養が行き届かなくなり、クセが目立ちやすくなることがあります。
●髪を縛る→ 普段髪を縛ることで、クセをつけてしまいます。
強く縛り、頭皮や毛根に負担をかける時間が多いほどダメージがあります。

髪の縛り方には注意!
時間も縛る強さでも、
髪と頭皮と毛根に負担がかかるよ。
クセのタイプ

波状毛(はじょうもう)
S字・ゆるいうねりタイプ
●特徴
- 横から見るとS字カーブ
- 濡れるとまっすぐ、乾くとうねる
- 表面がパサつきやすい
●よくある悩み
- まとまらない
- 表面がボワつく
- 湿気で広がる
●向いているケア
- 保湿重視(セラミド・CMC)
- 軽めのオイルやミルク
- ドライヤーで毛流れを整える
▲日本人で一番多いタイプ
捻転毛(ねんてんもう)
髪がねじれているタイプ
●特徴
- 1本1本がねじれている
- ツヤが出にくい
- 手触りがザラつきやすい
●よくある悩み
- 枝毛・切れ毛が多い
- 引っかかりやすい
- ダメージ毛に見えやすい
●向いているケア
- 洗いすぎない
- 摩擦を減らす(ブラッシング注意)
- 補修系成分(PPT・ケラチン)
連珠毛(れんじゅもう)
数珠状に太さが変わるタイプ(やや珍しい)
●特徴
- 太い部分と細い部分が交互
- 細い部分で切れやすい
●よくある悩み
- 長さが伸びにくい
- 途中で切れる
●向いているケア
- 低刺激シャンプー
- ブラッシングは最小限
- 熱ダメージを避ける
▲先天的要素が強いタイプ
縮毛(しゅくもう)
強く縮れる・チリチリタイプ
●特徴
- 髪が強くカール・縮れている
- 乾燥しやすい
- 水分保持が苦手
●よくある悩み
- 広がる
- まとまらない
- スタイリングが難しい
●向いているケア
- 湿気対策必須
- 高保湿(オイル+ミルク)
- 洗浄力が強すぎないシャンプー

どのタイプも保湿がカギになるよ。
強そう(強度)に見えても、実はデリケート。
優しくしないと、すぐにダメージするよ。
複合タイプ

自分のクセを一つのタイプに分類するのは難しいと感じたかもしれません。

タイプがわからない・・・。
それは、複合タイプだからだよ。
ほとんどの方が、ダメージとの複合だよ。
実は、多くの方が複数のクセが組み合わさった複合タイプです。
- 地毛の複合 → 波状毛と捻転毛が混ざっている
- 後天的複合 → 地毛のクセ(波状毛など)+ ダメージ毛
など、さまざまな組み合わせがあります。
最も注目してほしいのが、地毛のクセにダメージが加わった複合パターンです。
ダメージによって髪内部のバランスが崩れると、本来のクセが強調されたり、より広がりやすくなったりします。
この状態を「自分の強いクセ」だと誤解している方が非常に多いです。

ダメージで
元々のクセが強くなってしまうことが多いよ。
毛質自体を変えることはできませんが、ホームケアで扱いやすくすることと、「自身の本来の毛質」に近づけることは大いに期待できます。
「どこまでが自分のクセと、ダメージによるものか?」を意識してケアに取り組むことが、髪の悩みを解決する大きな一歩になります。
クセ毛予備軍

クセ毛の方の憧れとも言われる直毛、
いわゆるストレート毛。
「完全な直毛」と思っている方の中にも、
実はゆるやかなクセ(軽いうねり)を持つ方が多くいます。
一見ストレートに見えるものの、
ダメージや年齢、生活習慣の影響で
後からクセが出やすい「クセ毛予備軍」の存在です。
カラーや熱ダメージ、乾燥、頭皮環境の変化によって、
今まで気にならなかったうねりや広がりが
突然目立つようになるケースは少なくありません。
予備軍が陥りやすい二つの危険なパターン
ほとんど直毛でも、
毛先だけ内側・外側に動く方は少なくありません。
次のような両極端なパターンは、実はとても多く見られます。
・過剰なケア →「完全な直毛」を目指すあまり、矯正ストレートやアイロンの使いすぎや、過剰なホームケアで髪に負担をかけてしまう場合。この積み重ねが、後のうねりやダメージにつながります。
・ケアの欠如 →「完全な直毛だ」と思い込み、乾燥や紫外線対策をほとんどやらない場合。
結果として、髪内部のバランスが崩れてしまいます。

髪はやさしくしてね。
扱いにくくなってくだけでなく
将来的に髪質が変わることもあるよ。
将来のクセ毛を防ぐための重要ポイント

・加齢による髪の細さ・弾力低下
・頭皮環境の乱れによる毛根の変化
・知らないうちに蓄積された熱や摩擦ダメージ
現在は目立たなくても、後天的な原因によって隠れたクセが強調され、数年後にうねりや広がりとして現れることがあります。
- 加齢(エイジング → 年齢とともに髪が細くなり、髪の保湿力が弱くなります。
- 頭皮の環境変化 → 栄養不足やストレスで、毛根の形にわずかなゆがみが生じることがあります。
- 蓄積されたダメージ → 知らないうちに受けた熱や摩擦ダメージが髪内部のバランスを崩してしまいます。
本来の髪を維持するためには、頭皮環境のケアと、ダメージを蓄積させないホームケアが重要になります。
今からできる対策を始めることが、
「将来の強いクセ毛」への最も有効な予防策となります。
まとめ

美髪になることは「本来の髪になること」に近づくことかもしれません。
クセ毛は、生まれつきの毛質だけで決まるものではありません。
ダメージや年齢、生活習慣の影響によって、
本来よりも強く見えてしまっているケースも多くあります。
「自分はくせ毛だから仕方ない」と思っていた髪が、
実はダメージによって扱いにくくなっていただけ、
ということも少なくありません。

タイプは見つかったかな?
今の髪はもしかしたら本来の姿じゃないかもだよ。
変わらないと思っていた髪質も、
さまざまな要因によって変化してしまうことがあります。
産後や加齢、病気などによる変化も
その一つです。
そして、今は直毛の方も、油断すれば「クセ毛予備軍」となる可能性があります。
大切なのは、
今の髪を「本来の毛質」と思い込まず、
どこまでが地毛で、どこからがダメージなのかを
知ろうとすることです。

クセ毛の方だけでなく、すべての髪質に言えること。
今の髪が「本当の髪」と思わないことだよ。
今回はクセ毛の原因やタイプ、そしてほとんどの方に当てはまる「ダメージによるクセの悪化」について解説しました。
クセのタイプやダメージの状態が分かれば、シャンプーやトリートメント、ドライヤーの使い方など、本当に必要なホームケアが見えてきます。
そして、美髪への近道にもなります。
自分の髪質を正しく理解することが、
美髪への第一歩になります。






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