湯シャンというヘアケア方法を知っていますか?
それは
シャンプー剤を使わないで、お湯流しのみ完結するシンプルな方法です
シャンプー剤やリンスなどの化学製品を使わず
36〜39度程度のぬるま湯で汚れや皮脂を洗い流します
髪の状態にもよりますが、流しをしっかりとやれば、汚れの6~8割が落ちると言われています
これはシャンプーが普及する以前の「髪の洗い方の原点」とも言える方法です
簡単にメリット・デメリットをまとめた記事もあわせて読んでいただけると嬉しいです
この記事ではさらに湯シャンを知りたい方に
「大解剖編」としてお伝えします
こんな方が興味もたれてます
などの方には、とくに関心があるのではないでしょうか

メリット・デメリット大解剖!
メリット・デメリットをお伝えします

メリット

デメリット

メリット・デメリットのまとめ
湯シャンのデメリットは、多くあるように見えるかもしれませんが
見方を変えればメリットにつながることもあります
条件もありますが
普段洗いすぎてる人には「湯シャン」はメリットになります
初期のベタつきやニオイは
頭皮が皮脂バランスを調整しているサインとも言えます
この時期を乗り越えることで
頭皮が本来の健やかな状態に近づいていくと考えられています
整髪料が落ちにくいというデメリットは
湯シャンをきっかけに「整髪料の使用量を見直す」という
ライフスタイルの見直しにつながるメリットもあります
メリット・デメリットにはまだまだ細かい要素があり
重なる部分もあります
メリットも
「シャンプー剤を使わないなら楽そう」という気軽な気持ちで始めると
思わぬデメリットに直面することもあります
よくわからないで
はじめて効果もでないなどデメリットにかわります
湯シャンは「ありのままの自分の髪の状態をキープする方法」
原点に立ち返ったヘアケア方法
しっかりと特徴を理解した上で
自分に合った方法として取り入れてみてください
湯シャンのやり方大解剖!
湯シャンのやり方

事前に優しくブラッシングして汚れを浮かせておくと汚れが取れやすくなります
しかしやりすぎには注意してください
特に
は、重要になります

温度は36~38℃がおすすめだよ
熱すぎると頭皮が乾燥してしまうよ
保湿を失ってしまうよ
湯シャンを数週間〜1ヶ月以上継続すると
皮脂分泌のバランスが整い、汚れがつきにくくなることもあります
皮膚の「バリア機能の正常化」と言われています

皮脂分泌のバランスが整うまでの時間は個人差があるよ
数週間〜1ヶ月以上とバラバラだよ
湯シャンで取れる汚れ

湯シャンで落ちるのは
「ほこり」「軽い皮脂」「汗」などの水溶性汚れです
「整髪料」「重度の皮脂」「シリコン系コーティング」など
油性汚れは基本的に湯シャンでは落ちないです
皮脂は脂溶性のため、水やお湯には溶けにくいです
特に酸化して古くなった皮脂(過酸化脂質)は
シャンプー剤の界面活性剤でないと落ちづらいです

だからシャンプー剤には
界面活性剤が入っているよ
湯シャンとシャンプー剤のハイブリット
湯シャンのスキルがあれば普段のシャンプー前の流しである程度の汚れを落とすことができます
界面活性剤の強さ、量も少なく済みます
そしてシャンプー剤の流しでも湯シャンのスキルは発揮されます
湯シャン+シャンプー剤のハイブリットのやり方でより美髪に近づきます

「湯シャン」=「流し」
湯シャンを認識して普段の流しをスキルアップしよう
美髪になるのに大変重要なスキルです
お使いのシャンプー剤の効果を更に高める・発揮させるのに必要になります
こだわったシャンプー剤をお使いの方も、どれを使ってもと悩んでる方も
もしかするとまだまだ効果を引き出せていないかもしれません
体験談

湯シャンを始めてみて、正直な感想は「想像以上!」の一言です
最初の数日間は・・・正直、不安でした・・・
- 1日目、2日目
日を追うごとに、髪にオイルをつけ足したような重さを感じました
正直、「これで本当に大丈夫なのかな?」と不安が募るばかり - 3日目
もう限界が近いと感じ、後悔と不安でいっぱいになったのを覚えています
このあたりが湯シャンの最初の壁かもしれません
予想外の好転・・・安定までのスピードに驚き!
- 4日目
「あれ?思ったよりも髪が馴染んできたぞ」と変化を感じ始めました
3日目までの不安が薄れ、少し安心したのを覚えています - 5日目
髪の立ち上がりも少し出てきて、手触りもとても良い感じに
この頃には、湯シャンに対するネガティブな気持ちはほとんどなくなっていました - 6日目
髪の状態がとても安定してきました
髪が短いのもあるとは思いますが、想像していたよりも早く湯シャンが安定しました
最初の三日間はすごく不安でした
四日目の徐々にというよりは「いきなり」
良い変化があったので、正直びっくりしています
始める前は「安定するまで1週間以上はかかるだろうな」と覚悟していたので
予想以上のスムーズさに嬉しい驚きでした
まとめ
湯シャンは楽になるからという発想だけで始めてしまうと
うまくいかないこともあります
さらに、洗う回数まで減らしてしまうと
衛生的に問題が出る可能性もあるため注意が必要です。
そのため、毎日のシャンプーを湯シャンに置き変えることが
基本の前提となります
次のことにも注意してください
湯シャンは、継続によって皮脂分泌が安定する人もいる一方で
合わない人は皮脂が酸化してニオイやかゆみの原因になることもあります

湯シャンを続けると頭皮の状態が整う人もいるけど
体質によっては合わない人もいるよ
髪の毛の汚れもほとんどが「ホコリ、汗、古い角質」などの水溶性の汚れです
ぬるま湯でほとんどとれます
しかし、記事内でも説明しましたが
髪についた整髪料は、基本湯シャンではとれません
ご使用のヘアケア剤を、出来るだけぬるま湯で落ちやすい物を選んだり
量を少なめにするなど調整も必要になります
「湯シャン」を機会に
ヘアケア剤・使用量なども見直すきっかけになればと思います
これからの髪を美しくするために
今よりもっと美髪を目指すために
湯シャン=「流しの重要性」を
「髪の洗い方の原点」=原点回帰としてお伝えしました
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