シャンプー剤を選ぶとき
「どんな成分が入っているのか?」が気になる方は多いのではないでしょうか?
成分を細かく見る前に
まずは「シャンプーってどんな構成なのか」を知っておくことが大切です
この記事では、初心者の方向けにシャンプー剤の基本構成や選び方の前提知識を解説します
成分を気にする前に読んで頂きたいと思います
シャンプーの基本的な成分構成
髪をきれいにしたい!
という気持ちが強ければ・・・
つい成分の効果に気持ちが行ってしまいがちです
それは自然なことです
シャンプー選びに大切な成分
その前に、
まずはシャンプーが何からできているのか
基本的な構成を見ていきましょう

構成を覚えとくと
必要な成分のヒントになるよ
シャンプーの基本の構成【4つの主要成分】
シャンプー剤の基本的な成分構成は、大きく分けて以下の4つに分類できます

シャンプー剤は様々な成分がバランス良く配合・構成されて
髪や頭皮の汚れを落とし、健やかな状態を保つように作られてます
どこをポイントに選ぶかによって変わってきますが
一般的に皆様が知りたい成分が含まれるのが
界面活性剤成分と保湿・コンディショニング成分だと思います

界面活性剤成分と保湿・コンディショニング成分は
気になる成分が多いよ
ほとんどのシャンプーは「化粧品」に分類されるため
原則としてはすべての成分が表示されていることになります
安心感はあるものの
多すぎてわからなくなることもあります
成分表示は配合量の多い順に記載されていますので
最初の5〜6成分を見るだけでも特徴がつかめます
成分の「自分に合っているか」を判断する材料になります

注目したいのは
最初の5〜6成分だよ
その他(添加物、防腐剤、など)の中にも注意することがあります
敏感肌やアレルギーがある方は、防腐剤や香料、着色料などの添加物にも注意が必要です
成分表示を見るときの注意点
注意点の一つに医薬部外品があります
シャンプーの中には「薬用」と表示されている医薬部外品に分類されるものもあります
医薬部外品は化粧品とは異なり、全成分表示の義務はありません
そのため、気になる場合は公式サイトで全成分をチェックするのがおすすめです
シャンプーの目的と役目
シャンプー剤を選ぶとき
「成分がどうか」よりも先に考えたいのが「どこに作用させたいか」を考えるのが
シャンプー選びの重要な材料になります
洗う目的は「頭皮」なのか「髪」なのか?
これによって必要な成分や洗浄力も変わってきます

頭皮を洗うことが目的の場合
- 向いている方の例
→ ベリーショート〜ショートボブの方、頭皮トラブルがある方(敏感肌・乾燥など) - 主な目的
→ 頭皮の清潔・健康を保ち、健康な髪を育てる土台をつくる - シャンプーに求める役目
→ 低刺激/皮脂汚れの洗浄/保湿
髪を洗うことが目的の場合
- 向いている方の例
→ ボブ〜ロング、カラー・パーマをしている方 - 主な目的
→ 髪のまとまり・ツヤ・手触りを整える - シャンプーに求める役目
→ ダメージケア/保湿/髪質に合った質感調整(しっとり・さらさらなど)
両方を考えたい場合
理想は「頭皮も髪もきれいに整えたい」と思うかもしれません
成分や洗浄力によってどちらかに偏りが出やすいのが現実です
そのため、どちらを優先したいかを明確にして選ぶのが現実的です
どちらにも共通する重要な役目、それが「保湿」です

美髪になるための
ポイントは保湿だよ
まとめ
シャンプー剤を選ぶときに、つい「○○成分入り」などに注目してしまいがちです
まずは 「頭皮を洗いたいのか? 髪を洗いたいのか?」を
はっきりさせることが大切です
そのうえで、必要な洗浄力や保湿力、刺激の少なさなどを見ていくと、
自分に合ったシャンプーが見つけやすくなります
美髪に限らず美容全般にも保湿、保湿効果は重要になります
皆様が気になる成分と効果などの前に
少し整理するとご自分が何を求めているか
わかるかもしれません
今回の記事では、シャンプー剤を選ぶ前の知識として
簡単な成分の構成と成分で選ぶ時の目的の整理をお伝えしました
より美髪になるために何が必要かのヒントになればと思います
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