【CMCとは?】美髪のカギを握る成分と今日からできるケア方法

CMCのヘアケア 成分・素材

「髪にいい成分」と聞くと、美髪を目指す方なら誰もが気になるテーマです。

数ある成分の中でも、目に留まるのが「CMC」です。

パッケージの「CMC配合」を見て、
「なんだか良さそう!」と感じている方も多いのではないでしょうか。

それは
実は大正解です。

CMCは、髪のうるおい・まとまり・ツヤを支える重要な成分です。

「具体的に何をしてくれる成分なのか」を
知るだけで、ヘアケアの質が変わります

「美髪の影の主役」であるCMCと、今日からできる簡単な守り方を分かりやすくお伝えします。
知らないままケアするのは、もったいないかもしれません。

CMCとは

CMCとは

CMC(細胞間脂質)→コルテックス同士やキューティクルの間をつなぐ「接着剤」のような役割をしています。

髪の水分保持や柔軟性維持の役割をしている大変重要な脂質成分です。

髪の構造

髪の「3大組織」はキューティクル・コルテックス・メデュラです。

髪の毛の構造(パーツ)はよく「海苔巻き」に例えられます。

海苔=キューティクル(毛表皮)→ 一番外側の「ウロコ状」の組織。

お米=コルテックス(毛皮質)→ 中間の「タンパク質の束」の組織。髪の80〜90%を占めるメインパーツ。

具=メデュラ(毛髄質)→ 中心にある「芯」のような組織。

そしてCMCは?

お米をまとめる「粘り気」→ CMC

これらの組織(パーツ)が何でできているかというと「成分」です。

CMC(細胞間脂質)は、
コルテックスやキューティクルの間にある「接着剤」のような脂質成分です。

髪の成分

タンパク質(ケラチン)→ 約80〜90%(メインの材料)
水分→ 約10〜15%
脂質(これがCMC!)→ 約1〜5%
メラニン色素→ わずか

CMCの役割

CMCの役割をもう少し詳しく説明すると
髪の健康のカギを握る、髪の内部の「接着剤」のような存在です。

・髪の水分保持や油分バランスを調整
・ダメージに強い髪を作るための「土台」

CMCのイメージしやすい例えとして

・コルテックス=レンガ
・CMC=セメント(接着剤)

→ セメントが弱いとレンガが崩れるイメージです。

他にも
・水分を保つ(スポンジのような役割)
・油分バランスを整える(潤滑油)
・コルテックスをつなぐ(セメント)
・髪の柔軟性を保つ(クッション)
・外部ダメージから守る(バリア)

CMCの役割は
セメント(接着剤)のようなコルテックスをつなぐ役割や
水分を抱える「スポンジ”のような役割」や「クッション」のような役割などとても重要な成分です。

CMCの役割

CMCがダメージするとどうなる?

CMCのダメージ

「髪がパサつく、広がる、まとまらない」よくある髪の悩みは
CMCのダメージかもしれません。

例えば
・パサつき
・広がり・まとまらない
・枝毛・切れ毛
・ツヤがなくなる
・ゴワつき

CMCがダメージすると

・【見た目の変化】ツヤが消え、バサバサに見える
         

接着剤(CMC)が弱まると、表面のキューティクルが浮き上がってしまいます。
光が綺麗に反射しなくなり、天使の輪が消えて「お疲れモード」の髪に見えます。

・【手触りの変化】「しなやかさ」が失われ、硬くなる
         

「クッション(柔軟性)」が失われて、ゴワゴワ、ガサガサとした「硬さ」を感じるようになる。

・【深刻な実害】トリートメントが「素通り」する。
         

栄養の「留める場所」であるCMCがないと、トリートメントを頑張っているのに効果が出にくくなります。

・【水分バランスの乱れ】髪が「乾きにくく」なり「乾くとパサパサ」
         ↓

CMC(脂質)は水を弾く役割もあるため、なくなると髪が余計な水を吸いすぎてしまい、ドライヤーに時間がかかるようになります。

CMCのダメージは、見た目・手触り・ヘアケア効果すべてに影響する“根本的なダメージ”といえます。

CMCを守る・補修する方法

CMCの補修方法

CMCは一度ダメージを受けても、日常のケア次第で守ること・補うことができます。

CMCケアで大切なのは、次の3つです。

・失わない(ダメージを防ぐ)
・補う(トリートメントで補修)
・逃がさない(水分・油分をキープ)

特に大切なのは「失わないこと」です。

失わない(予防)

CMCはとてもデリケートで、日常の習慣で簡単に失われます。

注意すべきはこの3つです。

・洗浄力
・摩擦
・熱

見直すポイント(日常のNG)

・ゴシゴシ洗わない(摩擦NG)
・38℃以下のお湯で洗う
・洗浄力の強すぎるシャンプーを避ける
・高温ドライヤー・アイロンを使いすぎない
・紫外線対策をする

これらはCMCを少しずつ流出させてしまいます。
これ以上CMCを流出させない「守りのケア」は大切です。

補う(トリートメントで補修)

失われたものは、似た成分で穴埋めして外から補うことができます。
セラミド、18-MEA、コレステロール(脂質系成分)

ポイントは「脂質系成分」です。

・セラミド
・18-MEA
・コレステロール

ケアの使い分け

・インバストリートメント
→ 内部のCMCを補修

・アウトバストリートメント(ミルク・クリーム)
→ 水分と油分をバランスよく補給

似た成分で埋める「補充」するケアです

逃がさない(水分・油分をキープ)

補っても逃げたら意味がない
「逃がさない」ケアです

そこで重要なのが「フタをするケア」です。

有効なケア

・洗い流さないトリートメント
・ヘアオイルでコーティング
・乾燥対策

使用される成分例
・シリコン
・オイル
・18-MEA

補ったあとに「閉じ込める」ケアが重要です

今日からできるCMCケア

CMCのヘアケア

CMCは髪を美しくするために重要な成分ですが
特別なことをしなくても、日常のちょっとした意識で守ることができます。

大切なのは「髪を雑に扱わないこと」

【CMCを守る・補修する方法】でも触れましたが
「失わない(予防)」も様々なやり方があります。

シャンプーのとき

・洗浄力の強すぎるシャンプーは避ける。
・お湯は38℃以下にする。
・ゴシゴシ洗わず、やさしく洗う。

「落としすぎない・こすらない」がポイント

乾かすとき

・濡れた髪はこすらずタオルで押さえる。
・ドライヤーは近づけすぎない。

濡れているときが一番ダメージを受けやすい状態です

日常のケア

・無理なブラッシングをしない。
・トリートメントは優しくなじませる。
・紫外線対策を意識する。

これらはどれも、すぐにできることばかりです。

最初から完璧にやる必要はありません。

できることから1つずつでOKです

毎日の小さな積み重ねが、
CMCを守り、髪の状態を大きく変えていきます。

他にも
・髪を縛ること
・過剰に触ることなど

いままでより少し「気を付けてみる」や「対処策を工夫をすること」で
気が付かなかった髪の負担に気づくことも大切です。

「少しだけ丁寧に扱う」それだけで髪は変わります。

まとめ

CMCのまとめ

「知識」よりも「扱い方」で髪は変わります。

「髪の知識」を深めることも大切ですが、何より大切なのは日々の「扱い方」です。

CMCは目に見えない成分ですが、日々の「ちょっとした気遣い」で確実に髪の中に留まってくれます。

髪のダメージケアでは「水分補給」が注目されがちですが、
「水分を留める力」も重要です。

その役割を担っているのが、油分であるCMCです。

CMCは日常のさまざまなダメージで失われていきます。

・カラーやパーマ
・ドライヤーやアイロンの熱
・紫外線
・摩擦(タオル・ブラッシング)
・洗浄力の強いシャンプー

CMCは「一度壊れたら終わり」ではありません
日々のケアで「守る・補う」ことができます。

やることが多いと感じるかもしれませんが、
「完璧を目指す必要はありません」

選択肢はたくさんあります。
できることから、ひとつずつで大丈夫です。

「これでいいの?」と思うような小さな工夫も立派なホームケアになります。

髪を優しく扱うことは、自分を大切にすることと同じ

少しの「丁寧に扱う」それだけで髪は変わります。

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