「いいシャンプーを使っているから
ホームケアは十分」
「ケア剤をつけると重くなるから、
余分なものは必要ない」
そう感じる方も少なくありません。
本当に、日々のホームケアやホームケア剤は必要なのでしょうか?
結論は
ホームケアも、ホームケア剤も
どちらも必要です。
なぜなら――
髪には自己修復能力がほとんどないから。
肌と違い、
髪には一度傷つくと自然に元に戻ることがほとんどないからです。
日々のちょっとしたホームケアやケア剤の使い方を、気を付けた分だけ美髪に育っていきます。
ホームケア
髪を守るためのホームケアは必要です
「大事にあつかう」という思いやりが
ホームケアの第一歩。
更に行動に移すと結果に繋がります。
そして
ホームケアは、
ヘアケア剤を使うだけのことではありません。
髪を洗うとき、乾かすとき、
タオルで拭くときなど。
日々の何気ない動作をほんの少しだけ気にしてあげることも、立派なケアになります。
ホームケアには
本当に沢山の方法があります。
全部を完璧にやろうとすると続きません。
できることから1つ選んで、
無理なく続けることが大切です。
「髪に優しく接する」という思いやりの気持ちこそが、美髪への第一歩です。

無理なく続けることが美髪への近道
美髪になるための情報はSNSなどで沢山ありますが、全てを行うのは困難です。
だからと言って、
ホームケアをしないのは、髪を守ることができなくなってしまいます。
「情報」が溢れている理由の一つは。
美容分野が
常にアップデートされています。
新しい知見も増え、
過去の情報が修正されることもあります。
最新の情報も高価なケアも魅力的ですが、継続できなければ意味をなしません。
一番大切なことは
継続と髪に対して優しくなることです。
「自分の髪に優しくする」
「無理なく続けられるケア」
このシンプルな軸さえブレなければ、迷わず続けられます。
「できることから一つ」選んで「一つ」を増やしていくこと。
毎日のちょっとした積み重ねの継続が、
美髪への最短ルートです。
ホームケア剤(ヘアケア剤)

日々のダメージを防ぐ「バリア」
ホームケアの一つに「ヘアケア剤(ホームケア剤)」があります。
ヘアケア剤が必要な理由は、
髪が自分で修復できず、日常のダメージが「蓄積し続ける」からです。
ほかのホームケアと違う点は、
外部から髪につける(加える)ことです。
疑似キューティクルや内部補修など
髪の補修を手助けしてくれます。
紫外線・摩擦・乾燥・
ヘアカラー・パーマなど、
毎日少しずつ受けているダメージは、
キューティクルの欠けや内部成分の
流出につながります。
そこで役立つのがヘアケア剤。
不足した成分を補い、表面を保護し、
ダメージの進行を抑える「バリア」のような役割 をしてくれます。
洗い流さないトリートメントは特におすすめ
ヘアケア剤の中でも代表的なのが、
洗い流さないトリートメント。
とても種類が多く、効果なども様々です。
代表的なタイプは3種類
「ミスト」「クリーム」「オイル」
のタイプがあります。
- ミスト→内部に水分・補修成分を届けやすい。【内部補修成分タイプが多い】
- クリーム→しっとりまとまりやすく、パサつき改善に向く。【内部、外部補修タイプも様々】
- オイル→表面を保護し、ツヤと指通りを良くしてくれる。【外部補修タイプが多い】
どのタイプも、
「髪を直接守る」という点でホームケアに欠かせないアイテム です。
髪質や悩みに合わせて使い分ければ、
美髪への効果はさらに高まります。
ホームケア剤(ヘアケア剤)のデメリット
タイプ、種類に関係ない注意点は「つけすぎ」
ヘアケア剤は沢山の種類がありますが
デメリットがそれぞれにあります。
種類に関係なくあげられる注意点の一つとしては、つけすぎです。
髪を守るためのヘアケア剤も過剰な量をつけても意味をなさないどころか結果的に
ダメージにつながることもあります。
商品によっても髪の量、長さやダメージレベルなどでも使う量が変わってきます。
なぜ?つけすぎがNG?「悪循環」を生むワケ
美髪になりたい気持ちから、
つい多く使いたくなるもの。
髪を守るつもりで量を増やしても、
髪が吸収できる量には限界があります。
適正量を超えると髪表面に残りやすく、
シャンプーで落としにくくなります。
シャンプー剤の使用量の増加や
シャンプーの成分の吸収も悪くなります。
そのため、過剰に付けても効果が高まるわけではなく、
むしろダメージの原因になる ことがあります。
落とし切れないケア剤が蓄積すると
- シャンプー剤を余計に使う
- 洗浄が強くなり、かえって乾燥しやすくなる
- シャンプー本来の成分が浸透しにくくなる
1→2→3の悪循環につながります。
商品に書かれた使用量を基準に、
少なめから調整するのがおすすめです。

髪が吸収できる量には限界があるよ。
余分なケア剤は髪表面に残ってしまうよ。

まとめ

美しい髪を育てる「美髪活動」の基本は、毎日の土台づくりです。
その土台となるのが 「ホームケア」。
外部から加える(つける)ことのできる
「ホームケア剤(ヘアケア剤)」は土台を作るのに欠かせないサポート役です。
ホームケアやヘアケア剤はシャンプーの後の
「洗い流すタイプのトリートメント」で十分だと思ってませんか?
「ダメージが気になる」「まとまらない」「思い通りの髪にならない」など
そんな悩みを抱えている場合、
洗い流すトリートメントだけではケアが足りないこともあります。
もちろん洗い流すトリートメントも
重要なホームケアです。
洗い流すタイプに加え、
美髪になるためにヘアケア剤(洗い流さないトリートメント)もプラスしましょう。
日々のダメージを防ぎ、美髪へ近づく大きな一歩。

洗い流すトリートメントも
洗い流さないトリートメントも
重要なホームケアアイテムだよ。
「できることをひとつだけ」
そこから少しずつ増やしていく——。
大切なのは完璧を目指すことではありません。
沢山の「ホームケア」や「ホームケア剤」の中から
「できること」から始めること。
この積み重ねが、
髪を確実に変えていく「ルート」です。





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